
現代版画
現代版画とは
主に明治、大正頃に棟方志功らによって行われた創作版画運動の対抗として作家性を維持しつつも伝統的な分業により制作された木版画を現代版画(新版画)と言います。現代版画は江戸時代に流行した錦絵とは異なり、絵のタッチや色彩に西洋の要素を取り入れたものや、繊細な図を高度な技術で表現しているものが多く見られます。
現在では新たに制作する浮世絵や、現代画家の方の作品を木版で制作する事を指して「現代版画」と呼ばれる事が主です。
現代版画の特徴
江戸時代の浮世絵は商業出版のため、版木を節約しつつ見栄えの良い作品を作ることが求められていました。版木やコストを削ることにより人々は浮世絵を安価に買うことができたのです。
それに対し現代版画は版木を大量に使用し、摺数(摺度数)がかかってでも表現の質を上げることを重要視します。
日本画や水彩画、時にはイラストなどをあえて木版で表現する試みが行われる事もあり、より美術色が強い作品が多いのが特徴です。
関岡木版画工房と現代版画
関岡木版画工房では日本画家、水彩画家、イラストレーターなど幅広い方々と協力し、新しい表現の木版画、新技法の開拓に挑んでいます。